【非常勤講師の副業生活体験談】勤務時のポイントも解説!
こんにちは!はやとです!
ぼくはこれまでに2度、数学の非常勤講師を経験しました。
2度目に非常勤講師として務めたときは、本業で週5フルタイムの公営塾スタッフをしている状態。
非常勤講師が副業というような状態でした。
今回はそんなぼくの公営塾スタッフ(週5フルタイム)×中学非常勤(週3コマ)の生活について、紹介します。
- 高校数学講師1年(新卒)
- 中学校数学講師半年
(社会人3年目)
新卒で高校非常勤講師を経験したときの日常はこちらの記事で紹介しています⬇️
最後には非常勤講師が働きやすくなるためのポイントもまとめていますので、参考にしてみてください!
1週間の生活
まずは1週間の働き方から紹介します!
月曜日
公営塾
13:30 出勤
ぼくが勤めていた公営塾は、町内に1つだけある高校の生徒たちが通う塾。
ここ以外、通える民間の塾がないため、大学進学を目指す生徒から、塾で開催する教科外活動の講座に参加したい生徒まで様々な目的を持った生徒が通ってきます。
そこの運営全般から教科指導、進路指導、講座の企画運営を行います。
21:30 退勤
月曜日は中学校の授業は無いため、公営塾のみの勤務です。
火曜日
授業1コマ → 公営塾
10:40 中学校出勤
中学校では週に3コマ、2年生の授業を担当しました。
1クラスしかないため、授業に加え、定期テストの作成・採点も行いました。
勤務時間は授業1コマにつき60分。
授業準備はほとんど時間外にやるような形で、進めていましたね。
11:40 退勤
1コマのみ授業をして、退勤です。
13:30 公営塾出勤
お昼からは公営塾の勤務。
放課後になると受験生や定期テスト対策に来る生徒たちが通塾してきます。
21:30 退勤
社会人1年目は非常勤講師として夕方に退勤する生活でしたが、公営塾では昼過ぎに出勤して夜に帰る生活。
半日くらい生活リズムがズレましたが、すぐに慣れていきました。
人間の環境適応能力って、すごいですね😳
水曜日
授業1コマ → 公営塾
9:30 中学校出勤
水曜日も中学校で授業を1コマ。
中学2年生は公営塾で関わる高校生より元気で賑やか!
幼さもあって可愛いんですよね〜
10:30 退勤
週に3コマある中の2コマが終わったタイミングで、今週の進捗と来週やりたいところまでを考え、次の日の授業でどこまで進めたいか、何を行うかを改めて考えます。
13:30 公営塾出勤
学校の先生として働くと、教科担当として生徒と関わりますが、公営塾では求められれば数学以外の教科も教えることもあります。
また、進路相談から推薦入試対策まで、生徒ととても深く関わることができました。
生徒たちの人生の大きな選択で責任も大きくなりますが、やりがいもその分あります。
21:30 退勤
毎日この時間まで通って勉強したり、自分の進路に向き合う生徒たちを見ていると、自分もなんだか頑張らなくちゃなと、日々思わされました。
木曜日
授業1コマ → 公営塾
9:40 中学校出勤
週の最後の中学校での授業。
週末課題も出したりして、単元の定着を促します。
10:40 退勤
3コマって、なかなか進めたいところまで進まなくて「もっと時間があれば!」と毎週のように思うのですが、その中でやるべきことを考えるのもまた面白いんですよね。
「課題少なくして!」とねだってくる生徒を横目に、「適量」を、課していきます。
13:30 公営塾出勤
公営塾では学習指導・進路指導だけでなく、探究学習のサポートも行いました。
町内施設を訪れてインタビューをしたり、zoomで外部の人と繋がったり、それぞれの興味を深めていく過程にある体験たちはすごく貴重なものだなと、改めて感じていました。
21:30 退勤
帰宅後は、お風呂に入って就寝です。
公営塾の勤務中に1時間の休憩があり、その間に自宅に帰って夜ご飯を食べていました。
家と塾は車で3分。
行って帰ってくるには最高の環境でした。
金曜日
公営塾
13:30 公営塾出勤
公営塾スタッフは地域おこし協力隊として、役場職員という立場なので、基本的に平日勤務でした。
21:30 退勤
1週間の流れはざっくりこんな感じです。
この生活をやっている約半年間、公営塾出勤が午後なので午前中の空き時間や、退勤後の夜寝るまでの時間、中学校の授業準備をすることが多かったです。
プリントを使用した授業を行うため、作成に時間がかかってしまいました。
1コマ当たり平均1~2時間くらいかかってたのかなぁ
やっぱりどうしても時間はかかっったうけど、「楽しい!」とか「やりたい!」が勝つからやれるんですよね。
これが人生2度目の非常勤講師。
高校で非常勤講師をしてたときのことを思い出しながら変化を楽しみ、特にiPadでの授業準備を実践できたことは、荷物も減ってや書類整理も楽になるし、よかったです。
印刷などの時間も考えると、少しは授業準備も速くなったはず。
iPadを使って授業準備をペーパーレスで行う方法はこちらの記事で紹介してます!⬇️
もう少しiPadを活用できれば、授業内でもICT活用としていろいろやり方がありそうですが、今回は生徒の様子も見てお預け。
ただそれ以外にも、授業のコマ数に関わらず非常勤講師が働きやすくなるためのポイントだと感じたものがあったので、最後に紹介したいと思います!
非常勤講師勤務のポイント
- 管理職(主に教頭先生)への報連相
- 自分が入るクラスの担任、教科担当との情報共有
- 事務室の方も頼りに
管理職への報連相
授業のときにしか出勤をしない非常勤講師はなかなか職員室でほかの先生方と交流することができない場合があります。
相談できる先生の中で1番頼りにしたいのは教頭先生でしょう。
教頭先生もお忙しいですが、自分の状況、クラスの状況など共有し、相談事があったらすぐに相談できるよう、信頼関係構築と、コミュニケーションをしっかりしておきたいところです。
これができていれば、働き始めや途中の困りごとがあるときも頼りできて安心です。
担任、教科担当との情報共有
そして、授業を行う上でコミュニケーションをとっておきたいのがクラス担任と教科担任。
クラス担任の先生からは生徒の名簿がいただけたり、生徒の情報を詳しく聞くことができたりと、授業する際に参考になる情報がたくさん手に入ります。
また、教科担当との情報交換も大切。
もし、同じ学年を複数人で担当していたら進度や試験範囲などの共有が必要ですし、授業のやり方で悩んだら相談したりもできます。
職員室でこのあたりの先生方としっかりコミュニケーションが取れるだけですごく働きやすくなりますし、職員室にもいやすくなると思います。
事務室の方も頼りに
最後に事務員の方。
授業などとは別ですが、勤怠関係の事務周りももちろん大切。
書類でわからないことがあれば事務室で相談!です!
さいごに
今回の記事では公営塾で働く傍ら、中学校の非常勤講師として働いた日常について、紹介しました。
中学生とも高校生とも、楽しくかかわりながら働くことができました!
非常勤講師が気になっている方などの参考になれば嬉しいです😌