数学勉強法
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高校数学がわからない時の対処法を元数学講師が解説!

@hayato0121
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こんにちは!はやとです!

今回は高校数学がわからない時の対処法」を7つのステップで解説します!

「授業を聞いているのに、何を言っているか全くわからない」
「問題を見ても、どこから手をつければいいかすらわからない」

そんな経験をしている高校生は多いと思います。

高校数学は中学数学と比べて一気に難しくなるため、「急にわからなくなった」と感じる生徒が続出する科目です。

しかし、「わからない」という状態は、必ず解決できます。

重要なのは、「わからない」と感じた瞬間に、正しい対処法を取ることです。

この記事を読めば「どこがわからないかもわからない」という状態の人から、「特定の単元だけわからない」という人まで、自分の状況に合った対処法が見つかるはずです。

ぜひ最後まで読んで、今日から一つ実践してみてください!

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最初に確認したいこと

「わからない」3つのレベル

高校数学がわからない時の対処法を考える前に、まず「自分のわからなさがどのレベルにあるか」を把握することが重要です。

「わからない」という感覚には、大きく以下の3つのレベルがあります。

【レベル1】今の授業範囲の「特定の部分」がわからない

例:二次関数の「場合分け」だけが理解できない、三角関数の「加法定理」が覚えられないなど。

このレベルは比較的対処しやすく、該当箇所を丁寧に学び直せば解消できます。

【レベル2】今の単元の「前提となる内容」からわからない

例:微分を学んでいるが、「式の変形(展開・因数分解)」が怪しい、三角関数を学んでいるが「三角比の定義」からあやふやなど。

このレベルは、少し前の単元または中学の内容に戻る必要があります。

【レベル3】「どこからわからないかもわからない」

例:授業を聞いていても何を言っているか全くわからない、教科書を開いても何が書いてあるかすら読めない感覚など。

このレベルが最も深刻で、早急な対処が必要です。多くの場合、中学数学に大きな抜けがあります。

自分のレベルを特定することが対処の第一歩

自分がどのレベルに当てはまるかを把握することが、正しい対処法を選ぶための出発点です。

以下の簡単な確認方法を試してみましょう。

  1. 教科書の今の単元の「例題」を見て、解説を読まずに解けるか試す
  2. 解けない場合、「どのステップでつまずくか」を確認する
  3. つまずくステップで使われている内容(公式・概念)を特定する
  4. その内容が「今の単元のもの」か「前の単元・中学の内容」かを判断する

この確認作業を5〜10分行うだけで、自分の「わからない」のレベルがはっきりしてきます。

もちろん、自力では難しい場合先生などを頼るのも良いです。

対処法①|わからない箇所の特定

対処の第一歩は「特定」

高校数学がわからない時の対処法として最初にすべきことは、「わからない箇所を正確に特定すること」です。

「数学が全部わからない」という感覚があっても、実際には特定の単元・特定のステップで詰まっていることがほとんどです。

わからない箇所を特定せずに「なんとなく全体を見直す」という対処法では、時間がかかるわりに成果が出にくくなります。

特定するための具体的な手順

  1. 最近のテスト・授業プリントを確認する
    最もわからない・間違いが多い問題を3問ピックアップします。
    「どのステップで詰まったか」「何を使えばよかったかわからなかった」を書き出しましょう。
  2. 教科書の例題を「解説なし」で解いてみる
    今の単元の例題を、解説を見ずに解いてみます。
    「最初のステップから手が止まる」か「途中のステップで詰まる」かで、どこから理解が抜けているかがわかります。
  3. 「なぜここで詰まったのか」を言語化する
    「この式変形の意味がわからない」「この公式を覚えていない」「どの公式を使えばいいかわからない」など、詰まった理由を言葉にします。
    言語化することで、次に何をすべきかが見えてきます。

対処法②|問題を分解

問題の分解の有効性

次にやりたい対処法が、「問題を小さなステップに分解して考える」ことです。

高校数学の問題は、複数の要素・ステップが組み合わさっていることが多くなります。

問題全体を見て「わからない」と感じても、実際には「一部のステップはわかる」という場合がほとんどです。

問題を分解する3つの手順

  1. 問題を読んで「何を求めているか」を特定する
    問題の最終ゴール(何を求めるのか)を明確にします。
    「xの値を求める」「最大値を求める」「証明する」など、ゴールをはっきりさせましょう。
  2. 「ゴールに到達するために何が必要か」を逆算する
    ゴールから逆算して「その前に何がわかれば解けるか」を考えます。
    例:「xを求める」→「xを含む方程式が立てられれば解ける」→「方程式を立てるためには条件Aが必要」というように、順を追って考えます。
  3. 「どのステップでわからなくなるか」を特定する
    ステップごとに「これはできる」「これはわからない」を仕分けします。
    わからないステップが特定できれば、その部分だけを調べて解決できます。

一度に解決しようとしない

高校数学がわからない時の最悪の対処法の一つは、「全部を一度に理解しようとすること」です。

一度に全体を理解しようとすると、情報量が多すぎて頭が整理できず、余計に混乱します。

「小さなステップに分けて、一つずつ解決する」という姿勢が、わからない状態を着実に解消していく最も効果的な対処法です。

対処法③|例題に戻る

対処の基本は例題に戻ること

高校数学がわからない時の対処法として最も基本的かつ重要なのが、「教科書・参考書の例題に戻ること」です。

多くの高校生が「わからない」と感じた時にやりがちな行動が、「難しい問題集の解説を読む」「新しい参考書を買う」ことです。

しかし、これらは基礎が固まっていない段階では逆効果になることがほとんどです。

高校数学の定期テストの問題の多くは、教科書の例題・練習問題をベースに作られています。

まず例題に立ち返ることが、最も確実な対処法です。

例題活用の手順

  1. わからない単元の例題を「解説を見ながら」一緒に解く
    ただ読むだけではなく、実際に手を動かしてノートに書きながら解説を追います。
    「なぜここでこの操作をするのか」を意識しながら進めることが重要です。
  2. 解説を閉じて「自力で再現できるか」確認する
    例題の解説を読み終えたら、教科書を閉じてもう一度自力で解いてみます。
    「見ればわかる」と「自力で解ける」は全く別物です。自力で解けて初めて「理解した」といえます。
  3. 解けなかった場合は「どのステップで止まったか」を確認する
    自力で解けなかった場合、どのステップで手が止まったかを特定して、そこだけを再度解説で確認します。
    全部を見直すのではなく、詰まった部分だけをピンポイントで補強しましょう。
  4. 例題の次の練習問題を1問解いて定着を確認する
    例題が自力で解けるようになったら、直後の練習問題を1問解いてみます。
    解けたら理解が定着した証拠です。解けなければ例題に戻ります。

対処法④|映像授業で補強

映像授業が有効な理由

高校数学がわからない時の対処法として、映像授業・解説動画の活用は非常に効果的です。

映像授業が特に有効な理由は以下の通りです。

  • 何度でも繰り返し見られる(わからない部分を巻き戻して確認できる)
  • 複数の先生の説明を比較できる(一人の説明でわからなければ別の解説を探せる)
  • 自分のペースで進められる(学校の授業のスピードに縛られない)
  • 深夜・通学中など好きな時間に視聴できる(学習機会が増える)

映像授業の効果的な活用方法

映像授業を最大限活用するためのポイントを紹介します。

【視聴前の準備】

  • 「何をわかりたいのか」を明確にしてから視聴する(テーマを絞る)
  • 教科書の該当ページを開いておく
  • ノートとペンを手元に置いて、書きながら見る

【視聴中のポイント】

  • 「なぜ?」と思ったら一時停止して考える
  • 説明を聞きながら、自分でも同じ手順をノートに書く
  • 重要なポイントを自分の言葉でメモする

【視聴後の確認】

  • 動画を閉じて、習った内容を思い出しながら例題を1問解く
  • 解けなかった部分だけ動画に戻って確認する
  • 解けるようになったら問題集の関連問題を解く

映像授業を使う際の注意点

映像授業を使った対処法で最も気をつけるべきことは、「見るだけで終わってしまうこと」です。

映像を見ている間は「理解できている」と感じやすいですが、動画を閉じると何も思い出せないというケースは非常に多いです。

視聴後に必ず「自力で問題を解く」という手順を踏むことで、本当の理解につながります。

対処法⑤|自分の言葉で説明

説明できることが理解の証明

例題を解いてみた後にやってほしいのが「自分の言葉で説明する練習」です。

「理解した」と思っていても、他の人に説明しようとすると言葉に詰まる——これは「なんとなくわかった気」になっているだけで、本当の理解には達していないサインです。

説明する練習の方法

【方法①:声に出して説明する(一人でできる)】

例題を解き終えた後、解説を見ずに「自分がどのように解いたか」を声に出して説明します。

「まず○○を求めて、次に△△の公式を使って……」という形で、ステップを順番に説明しましょう。

言葉に詰まる部分が「まだ理解できていない部分」です。

【方法②:友人や家族に教える(相手が必要)】

実際に誰かに説明してみることが最も効果的な方法です。

数学が苦手な友人や家族に「これってこういうことなんだよ」と説明してみましょう。

相手から「なんで?」と質問されると、さらに理解が深まります。

【方法③:「先生になりきって」授業をする(一人でできる)】

自分が先生になったつもりで、ホワイトボードやノートに板書しながら「授業」をしてみます。

どこで説明が詰まるかを確認することで、理解の穴を発見できます。

対処法⑥|先生・塾に聞く

一人で解決しようとしない

「一人で解決しようとせず、積極的に聞く環境をつくること」は非常に重要です。

「質問するのが恥ずかしい」「こんな基本的なことを聞いたら怒られそう」という気持ちから、わからないまま放置してしまう高校生は多くいます。

しかし、わからないことを放置することは、後から雪だるま式に「わからない」が積み重なる最も大きな原因です。

質問する際の方法・コツ

【先生に質問する場合】

最も確実で効果的な方法です。以下のポイントを意識すると、より的確なアドバイスをもらえます。

  • 「○○がわかりません」という漠然とした聞き方ではなく、「この例題の〇ステップ目で、なぜ△△という操作をするのかがわかりません」と具体的に聞く
  • 自分がどこまでわかっていて、どこで詰まっているかを事前に整理してから質問する
  • 授業終わり・放課後・休み時間など、先生が対応しやすいタイミングを選ぶ

【友人に聞く場合】

数学が得意な友人がいれば、積極的に教えてもらいましょう。

友人に教えてもらうことのメリットは、「気軽に何度でも聞き直せること」と「同じ目線で説明してもらえること」です。

ただし、友人の説明が正確かどうかを、教科書で確認する習慣を持ちましょう。

【塾・家庭教師を活用する場合】

「どこがわからないかもわからない」「学校や友人には聞きにくい」という場合は、塾や家庭教師のサポートを活用することも有効な対処法の一つです。

特に個別指導では、自分のペースでわからない部分を丁寧に解消してもらえます。

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対処法⑦|そのままにしない仕組み作り

根本的な対処は仕組みづくり

最後に紹介するのが「仕組み(習慣)をつくること」です。

「わからない」を溜めない仕組みを日常的に作ることで、根本的な問題解決につながります。

仕組み作りの具体的な方法

【仕組み①:授業中に「?マーク」をつける習慣】

授業中にわからない部分が出てきたら、その瞬間にノートの余白に「?」マークをつけます。

「後で見直そう」という意識だけでは忘れてしまいますが、マークをつけておくことで視覚的に残ります。

授業後や帰宅後に「?マーク」の箇所を一つずつ解消していきましょう。

【仕組み②:「その日のわからないはその日のうちに」ルール】

「今日授業でわからなかった部分は、今日中に解決する」というルールを自分に課します。

エビングハウスの忘却曲線によれば、学習した内容は何も復習しなければ翌日までに約70%が失われます。

当日中に解消することで、記憶の定着率が大幅に改善されます。

【仕組み③:週末に「わからない問題ノート」を見直す習慣】

間違えた問題・わからなかった問題を記録する「わからない問題ノート(間違いノート)」を作ります。

週末に今週のわからなかった問題を見直して、解けるようになっているか確認します。

解けなければ、その問題への対処法(例題に戻る・動画で確認するなど)を再実行します。

【仕組み④:テスト後の「振り返り」を必ず行う】

テストが終わったら、間違えた問題を以下の3つに分類します。

  • 凡ミス(わかっているのに間違えた)
  • 理解不足(解き方がわからなかった)
  • 問題の読み間違え

「理解不足」に分類された問題は、必ず対処法(例題に戻る・動画を見るなど)を実行して、次回同じミスを繰り返さないようにします。

わからない時のNG行動

高校数学がわからない時に、かえって状況を悪化させてしまうNG行動を紹介します。

以下の行動をしていないか確認してみてください。

【NG行動①】わからないまま次に進む

「後でやれば大丈夫」と思って放置するのが最も危険な行動です。

高校数学は積み上げ型のため、わからないまま進むと次の単元もわからなくなり、雪だるま式に積み重なります。

対処法:その日のうちに解決する習慣をつけましょう。

【NG行動②】解説を「読む」だけで手を動かさない

解説を読んでわかった気になるのは「読んだ」だけで「理解した」ではありません。

必ず手を動かして自力で解くプロセスを踏まないと、本番で解けません。

対処法:解説を読んだ後は必ず教科書を閉じて自力で解く。

【NG行動③】いきなり難しい問題集に挑戦する

「これだけやれば力がつく」という評判の問題集に挑戦しても、基礎が固まっていなければ解けない問題ばかりで挫折します。

対処法:まず教科書の例題を完璧にしてから、問題集に進む。

【NG行動④】わからない問題を長時間一人で悩み続ける

1問に30分以上悩み続けることは、時間の無駄になることが多いです。

5〜10分考えてわからなければ解説を見て、「なぜその解き方をするのか」を理解してから自力で解き直す方が効率的です。

対処法:「5分考えてわからなければ解説を見る」ルールを決める。

【NG行動⑤】テスト前日に詰め込もうとする

数学は短期詰め込みが最も効果の薄い科目です。

前日に焦って詰め込もうとしても、理解が追いつかず、かえって混乱します。

対処法:日常的な積み上げを習慣にし、テスト前は「確認作業」に徹する。

まとめ

この記事では、高校数学がわからない時の対処法を7つ紹介しました。

最後に重要なポイントを整理します。

【高校数学がわからない時の7つの対処法】

  1. 「どこからわからないか」を正確に特定する
  2. わからない問題を「分解」して小さくする
  3. 教科書・参考書の「例題」に必ず戻る
  4. 映像授業・動画を使って補う
  5. 「自分の言葉で説明する」練習をする
  6. 先生・友人・塾に遠慮なく聞く
  7. わからないをそのままにしない仕組みをつくる

【やってはいけないNG行動】

  • わからないまま次に進む
  • 解説を読むだけで手を動かさない
  • いきなり難しい問題集に挑戦する
  • 長時間一人で悩み続ける
  • テスト前日に詰め込もうとする

高校数学のわからない状態は、正しい対処法を続ければ必ず解消できます。

「わからない」と感じた瞬間が、対処法を実行するタイミングです。

今日から一つ、この記事で紹介した対処法を実践してみてください。

「今日わからなかった部分の例題に戻ってみる」「声に出して解き方を説明してみる」——どんな小さな一歩でも、それが積み重なれば必ず大きな変化につながります。

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ABOUT ME
はやと
はやと
・中高数学非常勤講師
・家庭教師
・塾講師
として数学の指導や大学入試対策の指導を行ってきました。

こちらのサイトでは、数学の解説や大学入試対策、自分に合った塾の選び方などについて記事にしています。
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